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中山 真一
地下水技術, 36(12), p.4 - 19, 1994/00
高レベル放射性廃棄物の地層処分においては、地下水に関する研究・開発がその安全評価上大きな役割を担う。本稿では、地下水技術者に期待する課題を2点取り上げて概説した。安全評価では、深部地下水の組成に関する情報が必要であるが、ボーリング自体が地下水組成を乱すという技術的問題がある。酸化還元電位をはじめとする組成の測定について、2、3の機器開発例をあげて紹介した。また、優れた止水性・イオン保持性のため、従来から土木工事に使用されてきたベントナイト(粘土鉱物)は、地層処分場ではその性能が数十年、数百年という長期間に亘って維持することを期待される。その予測のためには、放射性壊変による熱、水分の二成分移動(液相、水蒸気)、および粘土の膨潤に起因する密度変化など、を考慮した熱-水-応力連成解析理論が必要である。この研究の現状に触れた。
大野 宏和; 高山 裕介; 中山 雅
no journal, ,
幌延深地層研究センターの地下深度350mでは、(1)人工バリアや閉鎖技術の設計手法の適用性の確認、(2)第2次取りまとめ報告書で示した処分概念が実際の地下で構築できることの実証、(3)熱-水-応力-化学連成挙動(THMC連成挙動)に係る検証データの取得を目的に、人工バリア性能確認試験を実施している。本報告では、これまでに取得したデータを対象に実施したTHM連成解析検討について報告する。